アメリカンコッカースパニエルのノア
今夏、耳の手術が決定しました。
保護時より重度の外耳炎がみられ片耳は増殖した組織のためふさがっている状態でした。
提携医でレントゲンを撮ったところ耳道の石灰化が見られより詳しくCT検査、ビデオオトスコープ(耳内視鏡)などの詳しい検査を経て、手術適応ということで8月に手術を受けることになりました。
両耳道は石灰化しており、左耳は炎症により増殖した軟部組織が入口を塞いでいます。
鼓膜はすでに消失しており、奥の内耳まで症状が進んでいて、膿が鼻にも漏れている状態です。
このままにしていては脳や神経にまで影響が出ます。
現在痛みもかなりあるはずですが、元気に愛嬌をふりまいていて明るい性格ですねと言われました。
左耳の手術は、全耳道切除術と鼓室包骨切り術 耳の中の組織を骨ごとを取ってて綺麗にするそうです。聴力は失われます。
右耳は入口の形成をともなうビデオオトスコープを用いた徹底洗浄、聴力は残りますが、今後の経過によっては右も手術が必要になるかもしれません。
ノアは角膜がうっすら黒くなっていて薄いサングラスをかけてるような視力です。いきなり両耳手術して聴力をすべてなくしたうえに、視力まで弱いとなることを考慮してまずは左耳だけの手術に踏み切ります。
この難しい手術にはリスクもあり1割ほどは後遺症の出る場合があるそうです。
しかしまだ6歳、このままにしていては可哀想すぎます。
早く痛みのない快適な生活を送ってもらいたいと思います。
皆様にはいつもお願いばかりでとても心苦しいですが、健気に痛みに耐えているノアをご支援いただけますと幸いです。