トイプードルのシャーロット
保護時から明らかに後ろ脚の動きがおかしかったので、
専門の先生に診ていただいたところ、重度の膝蓋骨脱臼(パテラ)で手術が必要との診断でした。
膝蓋骨脱臼
右足:レベル4、左足:レベル4
原因は先天的なことと、成長に伴い変形したまま形成されてしまったことによるものです。
両脚共、膝蓋骨が膝から完全に内側に外れています。
そのため、膝蓋骨にくっついている太腿から脛を繋ぐ腱もずれており、それに伴って、脛の骨と足首の骨が捻じれています。
こうした状態から、大腿部の筋肉を正常に機能せずに硬直し、脚をまっすぐ伸ばすことができません。
このまま治療しないでいると、益々脚の筋肉が硬直し、脚の変形が進んでいってしまいます。
シャーロットちゃんは2歳でまだまだ先の長い犬生。好奇心旺盛で遊びたい盛りの今手術をして、真っ直ぐに伸びた足で楽しくお散歩したり、走ったりできるようになって欲しいと願うばかりです。
皆様にはいつもお願いばかりで大変心苦しいですが、シャーロットを応援していただけますと幸いです。
何卒宜しくお願い致します。